全成分表示と界面活性剤

    洗浄成分として用いられる界面活性剤
        アニオン界面活性剤
           ・カルポン酸塩
           ・スルホン酸塩
           ・硫酸塩
           ・アミノ酸塩
           ・リン酸系

   アニオン界面活性剤

  せっけん
   ・RCOOM
     表示名称例:ラウリン酸Na・ミリスチン酸Na・ステアリン酸Na
             ラウリン酸K,ミリスチン酸K、ステアリン酸K

  スルホン酸系
    ・LAS:直鎖アルキルベンゼンスルホン酸基
        表示名称例:ドデシルベンゼンスルホン酸Na

    ・AOS:アルファオレフィンスルホン酸塩
        RCH=CHCH2SO3
        表示名称例:オレフィン(C14−16)スルホン酸Na

  硫酸エステル塩系
    ・AES:アルキルエーテル硫酸エステル塩
        RO(C240)SO3
        表示名称例:ラウレスー3硫酸Na、ラウレスー3硫酸TEA

    ・AS:アルキル硫酸エステル塩
        ROSO3
        表示名称例:ラウレス硫酸Na、ラウレス硫酸TEA

    ・SAS:アルキルスルホン醍塩
        RSO3
        表示名称例:ラウリル硫酸Na、ラウリル硫酸TEA

  アミノ酸系
    ・N−アシルL−グルタミン酸塩
            CH2CH2COOM
            |
       RCONHCHCOOM
        表示名称例:ラウロイルグルタミン酸Na
              ラウロイルグルタミン酸TEA
    ・N−アシルメチルアラニン垢
          CH3
         
      RCONCH2CH2COOM
         表示名称例:ラウロイルメチルアラニンNa
                  ラウロイルメチルアラニンTEA

  リン酸系
    ・MAP:モノアルキルリン酸エステル塩
        表示名称例:ラウリルリン酸Na
          O  OM
          ‖/
       RO−P
            \
             OM

    シャンプーに使用される洗浄剤

シャンプーには、毛髪・頭皮を洗浄する「アニオン界面活性剤」が主として使用されています。
このアニオン界面活性剤が「フケ」「カユミ」「脱毛」などの原因になりうる場合があるのです!
       
       何故原因になるのか?

製造の安易さ。原料の価格などの問題のため、皮膚刺激については多くのメーカーが
見落としており、安全性の高い洗浄剤を使用しない。

洗い流すから何でも良い。ではなく、毎日使用する洗い流す「モノ」だからこそ
真剣に考え製造しなければならない!


   LES系シャンプー

   *アニオン界面活性剤(硫酸化合物)
     直鎖アルキルベンゼンスルホン酸ナトりウム
     表示名称:ドデシルベンゼンスルホン酸Na
     用途
       低価格の台所用合成洗剤、衣料用合成洗剤に
       配合されて、洗浄力が強く、接触皮膚炎や催奇性が問題になっている。
       分解性が悪く、環境にやさしくない。

   *高級アルコール硫酸エステル塩
     ラウリル硫酸ナトリウム
     表示名称:アルキル硫酸ナトりウム
       C1225−OSO3Na
     用途
       洗浄力、起泡力は非常に強い。表皮の薄い東洋人
       には、脱脂や接触皮膚炎も可能性がある。
       シャンプー、洗顔フォーム、歯磨きに使用されている。

   *高級アルキルエーテル硫酸エステル塩
     ポリオキシエチレンラウリルエーテル硫酸ナトリウム
     表示名称:ラウレスー3硫酸ナトリウム
       C1225O(CH2CH2O)3SO3Na
     用途
       ポリエチレングリコール鎖がはいると、水溶性が向上し、
       硬水中でも泡立ちが良い。台所用合成洗剤や、シャン
       プーの原料としてポピュラーな原料。
       表皮の薄い東洋人には、脱脂や接触皮膚炎も可能性がある。


     この成分が入っているシャンプーに注意
成分 おもな用途 人体に与える影響
硫酸塩
スルホン酸塩
界面活性剤
(洗浄成分)
洗浄力が強いため、頭皮や毛髪を痛めて
肌荒れテストの際にわざと肌荒れをつくる成分。
ドデシルベンゼン
スルホン酸TEA
界面活性剤
(洗浄成分)
指定表示成分のときは使用禁止成分。肌荒れテストの際に、肌荒れをつくるために使用されていた成分のため、皮膚につけると肌荒れを起こす。
アミノ酸塩 界面活性剤
(洗浄成分)
カユミやフケを起こしたり、アレルギーを引
き出す抗原となる。頭皮との親和性が強く、タンパク変性を起こす。
シリコン 毛髪になめらかさを与える 髪をこーてぃんぐしてツヤ・スベリを良くする。硫酸塩スルホン酸塩などで、洗浄したときのキシミをカバーする為、トリートメントに使用すると効果がある。ダメージヘアの人が洗い流すべきシャンプーに入っていると、より髪にダメージを与える。
エデト酸塩 殺菌・防腐剤 殺菌防腐効果のほかに、カルシウム促進機能がある。シャンプー剤では使用する必要の無い」成分。環境ホルモンに指定されている。PRTR法にも記載されている。
ジブチルヒドロ
キシトルエン
酸化防止剤 PRTR法の第一種指定化学物質に指定されている科学物質で、人体に影響を与えるだけでなく環境を汚染する可能性がある。
フェノキシ
エタノール
防腐剤 長期間保存によるシャンプー剤の変色を防いだり、風呂場で多少の水分が混入しても腐ることの無いように使用されているが、アレルギーをおこす抗原にもなる。

PRTR法とは・・・?
平成13年4月より施行された「化学物質排出把握管理促進津(化管化)」がPRTR法と呼ばれます。「人の健康や生態系に有害な恐れがある多種多様な化学物質が環境中にどのような発生源からどのくらい排出されたか(排出量)、あるいは廃棄物に含まれて事業所の外に運び出されたか(移動量)を、事業者が自ら把握して行政庁に報告しさらに行政庁がそのデータを集計、公表する制度」をいいます。対象事業者は化粧品メーカーも含むすべての製造業で、対象となる化学物質(第一種指定化学物質)は、人体や生態系への有害性があると認められる354種にのぼります。


危険なアニオン界面活性剤

●硫酸、スルホン酸系界面活性剤
  洗浄力が強く、脱脂する特徴があります。結果、頭皮のターンオーバーが早くなり、フケやカユミ、
  脱毛の原因にもな  りかねません。化粧品メーカーの研究室では肌荒れの実験を行う時に使用される
  界面活性剤です。

  ドデシルベンゼンスホン酸Na
    低価格の台所用合成洗剤、衣料用合成洗剤に配合されて、洗浄力が強く、
    接触皮膚炎や催奇性が開運になっている。
    分解性が悪く、環境にやさしくない。

  ラウレル硫黄Na
    洗浄力、起泡力は非常に強い。表皮の薄い東洋人には、脱脂や
    接触皮膚炎の可能性がある。
    シャンプー、洗顔フォーム、歯磨きに使用されている。

  ラウレス3一硫黄Na
    台所用合成洗剤や、シャンプーの原料としてポピュラーな原料。
    表皮の薄い東洋人には、脱脂や接触皮膚炎も可能性がある。


●アミノ酸系の界面活性剤
  肌との親和性が強く、タンパク変性を起こし、フケやカユミの原因になりかねません。
  また、アレルギーを引き起こす抗原になる場合もあります。

  ラウロイルメチルアラニンNa
    ラウリン酸とN−メチルアラニンとの縮合物のナトリウム塩。

  ココイルグルタミン酸TEA
    ラウリン酸とL−グルタミン酸の縮合物のトリエタノールアミン塩。

  ラウロイルサンコシンTEA
ラウリン酸とN−メチルグリシンの縮合物のトリエタノールアミン塩。

  代表的なアミノ酸系洗浄剤として上記の洗浄成分が挙げられるが、
  いずれのアミノ酸もタン/1ク質の構成成分であることから、洗浄剤として使用した場合に
  親和性が高く、タンパク変性やアレルギーなど頭皮に影響を及ぼすことが考えられる。

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  ヤシ油脂肪酸メチルタウリンNa
    ヤシ油脂肪酸とN−メチルタウリンの縮合物のナトリウム塩。

  タウリンも、アミノ酸の一種ではあるが、体内において、胆汁中に含まれるコール酸類と結合し
  胆汁酸となり、消化を助けるはたらきをすることから、上記のアミノ酸のようなタン/1ク質の
  構成成分ではないため、生体との親和性は低く頭皮に及ぼす影響も低いものと考えられる。



          ア ニ オ ン 界 面 活 性 剤

通産省(合成洗剤)
衣料用洗剤・台所用合成洗剤
厚生労働省(化粧品)
シャンプー・ボディーソープ・洗顔料など
直鎖アルキルベンゼンスルホン酸Na
〔R−OSO3Na〕
ドデシルベンゼンスルホン酸Na
キシレンスルホン酸Na
アルキルエステルNa
〔R−OSO3Na〕
ラウレス−3硫酸Na
ラウリル硫酸Na
◎上記のように合成洗剤に、使用されているものと同等なものが化粧品にも使用されている。

界面活性剤の動物に及ぼす影響
               

      動物実験(経口毒性)
界面活性剤 LD50(mg/kg) 実験動物
アニオン 分岐アルキルベンゼンスルホン酸塩 1220 ラット
直鎖アルキルベンゼンスルホン酸塩 1260 ラット
ラウリル硫酸エステル酸塩 1300 ラット
スルホコハク酸塩オクチルエステル塩 1900 ラット
ロート油 25000 マウス
ラウリルエーテル硫酸エステル塩 1820 ラット
ステアリン酸セッケン 4090 マウス
カチオン カチオン セチルピリジウム クロライド 200 ラット
ラウリルジメチルベンジルアンモニウム クロライド 600 マウス
ステアリルトリメチルアンモニウム 1200 ラット
非イオン ノニルフェノールEO 9モル付加物 2600 ラット
ノニルフェノールEO 20モル付加物 15900 ラット
ラウリルアルコールEO 7モル付加物 4150 ラット
ポリエチレングリコール600モノラウレート 25000 マウス
ソルビタンモノステアレート 31000 ラット
プルロニックF68 15000 マウス
両性 アルキル(アミノエチル)グリシン 15000 ラット
参考 局方食塩 4570 マウス
砂糖 35400 ラット
マウス 6 マウス

   ※ 数値の大きい方が安全性が高いといえます。
   ※ 飲んだときの毒性実験です。

【 界面活性剤についての資料 】




       全成分表示と界面活性剤

       シャンプーに使用される洗浄剤

       この成分が入っているシャンプーに注意

       危険なアニオン界面活性剤

       界面活性剤別の悪影響の動物実験資料
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