美容師についての私なりの考えを書かせて頂きますね。
私は、特に美容師になるのが夢だったと言う事ではありません。
なんとなく美容学校に行ったら、意外と器用だったので成績が良く、職人の先生の所にインターンに行ったら、コンテストで結構優勝したりして・・・ズルズル。。
しかし、カットが大嫌いで、高校時代から自分でカットしていましたので、全く畑違いでも無かったのかも知れませんね。
自分がそんな感じだったので、しっかり夢を持っているのが当たり前とかって思いません。
若いうちから、夢をしっかり持っている人ってどれだけ居るのかな?
しかし、沢山の美容師を見てきて、美容師になると言う事は、正直そう簡単な事では無いと思います。
時間的な制約。休みが友達と合わない。手が荒れる。労働がキツイ。
辞める理由はいっぱいあります。
自分には向いてなかった・・・人間関係が・・・。
確かにそうなんですが、あえて言わせて貰うと、でもやっぱり素晴らしい職業です。
どこが良いか?というと
やったらやった分、器を広げたら広げた分、すべて自分に返って来ます。
本当は、なにをやっていても同じなんでしょうが、美容師は目に見えて分りやすいです。
いくら言い訳しても、ごまかせません。
自分のキャパを広げる努力が必要なんです。
広げたら、自分をあてにして、頼って来てく下さるお客様が増えます。
お金は盗まれる事も、無くなることもありますが、自分が習得した技術、経験などは、盗まれる事も減ることもありません。
一生自分のものです。
要領良く、上手く生きる事も出来るかもしれませんが、上手くやってるようで、人生は最後まで分りませんからね。
私が、20数年間の美容師人生を通じて学んだ事を次の世代に伝えたいと思い出したのは極最近のはなし。
美容師をしながら経営していましたが、職人の方が圧倒的に強かったんですね。
そのバランスが、やっと最近、経営と言うか、指導する事にスムーズに変化してきました。
人は変わりますね。
中心が変われば、全て変わります。
BINに関わる関わらないは関係なく、美容師という職業に関わったのなら、1店舗や2店舗でうまく行かなかったとしても、簡単に結論付けないほうが良いのではないでしょうか。
美容室は、経営者によって全く違う空間を作っています。
全く逆の注意を受けます。
どちらが正しい、間違いでもありません。
正しいか、間違ってるか?なんてどうでも良い事です。
元々、正しい、間違いの概念自体が怪しいものですからね。
信頼するか、信頼できないか?
好きか、嫌いか?
人間ですから、合う、合わないは重要だと思います。
理屈では無いんですね。
自分に合った、良き指導者を見つけ、
生き生きと働ける職場が見つかると良いですね。
縁ですからね、縁が大切。
お客様ともご縁ですね。
よく、美容師のことを「アーティスト」と呼ぶ方がいらっしゃいます。
私は違うと思います。
アートとは、全感性を何かにぶつけて出来るものだと思っているからです。
美容師の場合、自分の感性より、お客様が今日どうされたいのか?を第一に考えます。
その気分によってデザインが全く違ってきます。
自分の感性をぶつけられますか?
そんな事されたら、お客様が困ってしまいますよね。
いくらで売れるか?を考えた時点でアート(芸術)では無くなると言います。
美容師なんて、カット料金がはじめから決まってますからね。
ただ、感性が良い人、悪い人は居ます。
イメージが伝わりやすい人、いくら言っても伝わらない人。
知識も、感性も感じられない人も居ます。
逆に、感が鋭く、軽く言葉を交わすだけで言いたいことが伝わってします方も居ます。
とっても喜んでもらえる人は、きっと感が良くて、技術もあるんでしょうね。
しかし、喜んでもらうと言う事は、「お客様の希望に沿う形で、それ以上に仕上げた。」からで、自分の感性を全てぶつけた訳では無いんですね。
アーティストってカッコイイですけど、違いますね。
あくまで私の勝手な考えですが、「アート」だと思っていると、プライドが変に高くなってしまう。
アーティストであろうが、マネージャーであろうが、ディレクターであろうが、要はお客様をきれいに変化させて、喜んで頂けたらOKです。
内装は、お金を出せば出来ます。
空気感は、その空間に居る人間みんなで作ります。
同じ内装でも、人間が変われば空気が変わります。
同じ内装で、同じ人間が居ても、考えが変われば違う空間になります。
空気感はとっても大切な要素で、いくら言葉で「癒し」と言っても、メニューに「リラクゼーション・・・」と書いても、ゆったりとした空気が無ければ癒されませんよね。
言葉も、メニューも無くても、癒しを提供できる空間を作りたいものですね。
普通に考えてみてください。
良い美容師とは、どういう人でしょう?
技術が上手い。
アドバイスしてくれる。
知識が豊富。
優しい。
話を聞いてくれる。
何でも話せる。
察してくれる。
明るい。
テキパキしている。
ファッショナブル。
並べてみると、技術以外は、人として当然の事で、普通に魅力のある人ですね。
なのに、美容師を目指す人は、技術をメインとして捕らえ、習得しようとします。
当然ですが、技術があれば、優しくなって、明るくなって・・・となる訳ではありませんね。
なのに、沢山ある要素の中の、「技術」しか見えてない人が多いような気がします。
技術なんて、後から付いてくるもので、技術があっても喜んで頂けるかどうかは分りませんよ。
まずは、人間関係の構築が大切です。
話を柔軟な頭で聞いてさしあげる。
問題点は何で、何を言わんとしていらっしゃるのか?察してさしあげる。
何でも言える雰囲気を作ってさしあげる。
人間関係、コミュニケーションが取れてはじめて技術が必要になってきます。
技術は後から付いてきます。
良い美容師になる為には、より良い人間関係が作れるコミュニケーションが必須で、最重要だと考えています。
私は良く「しゃべるな!」と注意します。
??コミュニケーションをとっているのに、何で?と疑問を持つかも知れませんが、聞かされているお客様が可愛そうで。
話している方は、ストレス発散。聞かされている方は、ストレスが溜まります。
そんなものです。
コミュニケーションと言えば喋るモノ。と思われがちですが、逆でだと思います。
それに、スタイルも決まっているのなら、喋らない方が良い仕事が出来ます。
ダラダラ喋っていては、仕事にリズムも生まれません。
実は、仕事の出来ない人ほど喋る傾向にあります。
自分では気付いていないかも知れませんが、喋ってごまかそうとする心理が働くようです。
お客様に、じっと鏡を見られていては仕事がし難いのでしょう。
おしゃべりするより、しっかりとした技術を身に付けて、自信を持って仕事を見てもらいましょう。
自分の大切な髪を任せて下さっているのですから、美容師はその責任感をもって毎回全力で仕事に取り組む姿勢が必要だと思います。
まぁ、沢山の指名を持っている美容師は、指名の少ない美容師に比べ、やっぱり色んな面で優れていると言えます。
それまでに乗り越えなくてはならないハードルが沢山あって、乗り越えてきたのですからね。
見習うべきは見習いましょう。
まぁ、しかし、美容師は感性の影響が強い世界ですから変人も多いのは確かですが。。。
美容学校の通信課程制度と言うのがあります。
3年以上ので国家試験を受ける資格が出来るようです。
国家試験に合格して、美容師免許を申請して、免許を受け取れば、晴れて美容の業をなすことが出来ます。
今ではあまり無くなって来た「見習い」と言われる立場ですね。
美容学校に通っていないからと言って卑屈になる必要はありませんよ。
美容学校を卒業したからといって、実践的にはほとんど何も出来ませんからね。
そんな事を書くと、美容学校が気分を悪くされるでしょうが、やっぱりその子次第です。
美容学校は昔と比べて、期間が長くなり、授業料が高くなっただけ?のような気がします。
すぐに働くより、学校に通って友達をつくって・・・
それも良いでしょうが、事情に合わせて通信で資格を取るというのも良い手段だと思います。
この世界は、学歴など全く関係の無い、出来るか?出来ないか?の実力の世界なんですからね。
3月から入店してくれた、「ほのかちゃん」が、やっと最近慣れてきて、本来のカワイイ笑顔が出るようになって来ました。
アシスタント業の要領も結構分ってきて、成長してくれたので、「ほのか」に追いつけるような、良きライバルになってくれるスタッフが入ってくれれば良いと思っています。
美容師の仕事は、はじめは何にも出来ません。自信を失います。
しかし、必ず出来るようになります。
まずは気長に馴れる事からはじめましょう。
ジュニアスタイリストとは、どの段階の事を指すのか?
定義が難しいところです。
カットが出来る。アップスタイルが出来る。ヘアカラーが出来る。パーマが出来る。縮毛矯正が出来る。
って感じでしょうか?
出来ると言っても、どの程度?
スタイリストとの境界線は?
自分はどこに居るのだろう?
難しいですね。
でも、安心してください。
取り合えず、シャンプーからやり直しです。
だって、はじめから出来たスタッフは一人も居ませんからね。
みんな
・力が入り過ぎ。
・下半身が死んでる。
・作る意識が強すぎる。
・オーバードライ。
などなど。
それでも、一旦真っ白にして吸収することが出来れば。
聞き入れる素直さと、向上心があればすぐに出来るようになると思います。
力が抜けて、とっても楽に仕事が出来るようになります。
例えば、
積み木を6まで積める土台があったとします。
8まで積まれた積み木を見て、7を積もうとしますが、どうも上手く積めません。
なぜでしょう?
その土台では、6までは積めるのですが、7積もうとすると、土台から作り直さないといけないんですね。
今ある技術にプラスしていければ良いのですが、土台がしっかりしていないとプラス出来ません。
ちっぽけなプライドがあると、壊すことが出来ず、結局積めなかった人も沢山いらっしゃいます。
今までしてきた事が全てパー?では無く、経験は何より大切です。
一旦、真っ白に出来て、土台を作り直せば、今までの経験もその上にプラスされると言う事です。
何となくわかるでしょうか?
これからまだまだ長い美容師人生です。
時代の流れに応じて変化していけなければ通用しません。
一旦、真っ白にするぐらいの柔軟さを持っていないとね。
自立して、柔軟に対応していけるように、力をつけて頂きたいです。
その覚悟を持って応募して下さいね。
とは言っても、そんなに厳しくはありませんけどね。
ただ、「上がりたい人はどこまでも。」
"自立"がキーワードですから、自主性を尊重しています。
お客様との人間関係の構築以前に、スタッフ同士でコミュニケーションを取れない人は、楽しく仕事できません。
表面上の仲良しを演じる必要はありません。
スタッフと言えどライバルです。
が、
仲間なんです。
スタッフ間の人間関係の構築に力を注いで欲しいと思います。
別に上手である必要はありません。
長い時間共に過ごすのですから、必ずバレます。
苦手でも、正直に、心を開くよう努めましょう。
自分と違うタイプの人を排除すれば、器が広がりません。
どうせみんな、出来損ないの集まりですから、失敗してもケンカしても構いません。
共に成長していける仲間になって頂きたいと思います。
以前、人を見下す子がスタッフに居ました。
自分では気付いていませんが、他人を排除しています。
簡単に言うと、バカにしているんですね。
バカにされた方は気付きます。
他人をバカに出来ない子(どんな人でも他人をバカにしてはいけませんが)が、人をバカにする訳ですから、うまく行く筈がありません。
悔しくても、あの人に言われたら仕方が無い。いつか見返したい。
って相手ならまた話は別ですが。
人を見下す人は、自分も見下されているのではないか?とすぐに思い込みます。
人に怒る人は、自分が怒られるのを極端に嫌います。
表面で付き合う人は、他人も裏で何を考えているか分らないと思っています。
人は自分の姿を世の中に映し出しているのかも知れませんね。
世の中は全て自分が作っています。
だとしたら、自分で変えることも出来ると言う事です。
良き出会いでありますように。
ウチの店にお越し頂いているお客様は優しい方がとっても多いのですが、ウチにお越しになられるお客様自身が幸せだなぁと思えます。
ウチのスタッフたちは、みんな正直者(天然系)で誠意を持って接していますからね。
スタッフを見ていて、この子たち、幸せだなぁ。と思います。
生き生きと仕事をして、確実に成長していますからね。
そして、私が一番幸せだなぁ。と思います。
優しいお客さんと、可愛いスタッフに囲まれていますからね。
なんてね。
BINは、オープンから17年目を迎えておりますが、常に変化しています。
最近では、昨年(2007)の9月から、第一火曜日以外のすべての火曜日を休みとしました。
美容室では珍しい、ほぼ週休2日制です。
営業時間も、
平日で20時に終了出来るように、
土・日・祝日は、18時に終了出来るように受付時間を変更しました。
それまでは、19時に入店して頂ければ、何でも出来た訳ですから、大幅な短縮ですし、予定がたてやすいですね。
しかし、効率を追求する世間の流れとは、真逆の方向に向かっている訳です。
何にチャレンジするか?
目的を、店を大きくする。利益を多くする。のではなく、スタッフ、お客様、関わるすべての人に喜んでいただけるような店作り、場所にしたいと考えています。
休みを増やして、営業時間を短くする。
と言う事は、「ラク」なようですが、経営者としてはとっても勇気のいる挑戦です。
楽なら、みんなやるはずですからね。
内装は、お金をかければ誰でも作れますが、店内の空気感は人間が作りますよね。
働くスタッフが空感を作るのですから、
無理をしていれば、いくら頑張った所で歪が生じます。
どんなに素晴らしい人間でも、余裕がないと、優しく出来ないと思うんですよ。
「癒し」「リラックス」などの言葉だけが良く使われますが、中で働くスタッフが満たされていないとお客様に還元できないというのが、私の考えです。
美容師である前に、人間ですから、そんなに無理していたら楽しくないと思うのです。
どう生きるか?
を考えた時、
力を抜いて、真実を見つめ、楽しく生きたい。と考えています。
以前、常にお客様が満員状態になった時、経営者の私が楽しくなかった。
毎日、昼ごはん抜き。
週末には後頭部が痛くなってきて、危険やなぁーと思っていました。
片付けが終わったら終電に間に合うか・・・。
そんな状態では、レッスンもままならず、ストレスが溜まってきます。
ほとんど肉体労働でした。
そんな時期を経験して、同じ過ちは犯したくない。
「質の向上」に努める為に必要な「余裕」を作る事にした訳です。
ただいまBINの空気は、かつて無いほどクリーンになっています。
みんな自立しようよ。
と言うのが、私の基本にあります。
その為、自立心の強い人、歓迎です。
自立している必要はありません。
自立したいと考えている人。
一緒に成長していきませんか?
もし、仲間になれたら、きっと楽しい、特別な場所になると思いますよ。
早い者勝ち(^-^)
只今、募集しているのはジュニアスタイリスト・アシスタントです。
勤務地:大阪狭山市半田1-620-4岡本ビル2F
交通費:1.5万円まで支給
給与:基本13万円~20万円
定休日:毎週月曜・火曜(第一火曜のみ営業)変則月あり。
夏期休暇・正月休暇5日づつあり。
営業時間:9:00~19:00
昼食:店でお米を炊きます。
●美容師を目指したが断念された方、美容師を本気で目指したい方も歓迎。無限の可能性を活かしてください。美容師はとっても楽しいやりがいのある仕事です。
担当:山田 敏之
072-368-4123